どうも、リハビリ転職をサポートするイチローです。
今回は、就職先を検討するときに自分の描いているビジョンやキャリアプランから、職場を選ぶことの大切さを記事にしました。将来像がある方もない方もぜひもう一度考え直してみてください。
将来のビジョンやキャリアプランが具体的に描けているか
あなたは将来のセラピスト像やキャリアプランについて考えていますか?
もし考えていないまま、気分や感情でなんとなく転職をしていようとしているなら、一度踏みとどまってください。自分の経験やスキルの棚卸をして、なにも思い描けないなら転職はやめてください。絶対に失敗します。
その人がやりたいことや実現したいことが、法人側が提供できるものとマッチしていなければ、早期離職に繋がるので、人事担当者は志望動機や将来像などを聞いてくる訳です。ただ単に応募者を試している訳ではありません。
さらに、ビジョンなどが描けない人が書いた履歴書は、中身の充実度が違います。志望動機などがいわゆる定型文化してしまっているので、すぐに気が付きます。そのほか、字の書き方や配列などからも担当者はいろいろなことを考えます。
ビジョンがなくても大丈夫!いまからでも考えてみよう
ビジョンやキャリアプランの考えがなくても心配ありません。長い人生においていろいろな影響を受けますから、これらは変わるものです。新入職からリタイアまで一貫したビジョンを持っていた人はほとんどいないでしょう。今日から始めればいいのです。
- そこそこ頑張れたことや集中して取り組めたこと
- 好きだった分野
- リハビリしていて楽しかった疾患、リハビリしていて楽しかった患者の年齢層やキャラクター
- 嫌だったことやこれだけはやりたくないこと
- これが重要! →キャリアプランは仕事だけではない、「どんな人生を生きたいか」
どんな人も無意識に選択しています。自分の興味があることを追及していけば大丈夫です。
興味があることは出会ってみないとわかりませんから、あなたにもまだまだ可能性があります。
しかし、やりたくないことは明確にすることをお勧めします。
要するに自分が転職に求めているものを明確にしないと、次の施設選び段階で失敗します。
試験に合格しても、「思ってたのと違った!」と失敗になりやすいです。
あなたの人生の中に仕事がある!キャリアとは?
キャリアは、ライフキャリアと言って大きな枠があり、その中にワークキャリアという小項目があります。
- 家庭
- 育児、介護
- 親戚付き合い(家族)
- 友人、地域のかかわり
- 本業以外の活動、ボランティアなど
- 仕事(本業、副業)↓
- 学歴
- 職歴
- 職業
- 職位
- 資格、勉強
キャリアというと、仕事の面だけで考えてしまいがちです。仕事の重要度は大きなものですが、キャリアの一部でもあります。どんな人生を送りたいのかを明確にしておきましょう。
私の場合は、①家族を守れる最低限の収入が見込めること ②脳血管疾患 or 整形外科疾患(得意かつ稼ぎにつなげられる) ③休日がとりやすいこと ④副業にある程度柔軟であること が職場選びのポイントになっています。
理学療法士としてのキャリアプランは、歩行と痛みに強くなりクライアントの生活の質を上げられるセラピストになるという目標があります。これは長い間変わりません。
これらが、変わろうが変わらなかろうが関係ありません。大切なのは自分でコントロールできているのかかが大切です。
将来像が明確になったら就職先を検討しよう
なりたい自分が決まったら、就職先の検討に入りましょう。
就職希望先の勤務時間、場所、給料、福利厚生、スタッフの男女比率・年齢構成、得意分野、組織図等、あなたにとって重要な情報は多少違います。
実際に勤務している人に聞けるならそれが一番です。
知り合い伝手に調べてみましょう。
ただ、いま働いている職場の人には絶対に知られないように情報収集しましょう。
情報収集が困難な場合は、ハローワークの担当者に聞いたり、転職サイトのコンサルタントに聞くのが良いでしょう。